
花弁のようなしなやかな局面を持った豆皿。薄くてひらりとした手触り感を出すことに努めました。ボリューム感もあって、木目の節が花芯みたいに見えていい感じになりました。

巻き尻尾が特徴的な小さなネコ。今回は目を描きましたが、しっかりと出来上がったとはいえません。次回は尻尾だけではなく、目力を感じられるネコを作ってみたいと思います。

ダンゴが連なったような、下から膨らんで押し出されたようなプレート。何を盛るということでもないプレートとなったからには、もう少し有機的な造形にすれば良かったかな?

丸っこくてほぁっとした、優しい手触りの白猫。木質がよくなかったので、マットな仕上げにしてクリーミィな質感と膨らみが感じられるようにしました、いかがでしょう。

前作の木彫りねこを彫りなおして、白の水性ウレタン塗装を施した、白猫を制作しました。木目模様もイイ感じだったけど、白の艶あり仕上げも可愛いい白猫になりました。

既製品の豆鉢と立方体を削って磨いて形を整え下地をつくり、塗りと磨きをくり返して、赤・白・深緑の漆調の鏡面仕上げに挑戦。整えながら磨きすぎない、磨きの修練だね。

漆といえば赤。紅といえば唇。鏡面仕上げの唇型豆鉢ができました。木片から削りだして、幾層にも塗りと磨きをくり返す。塗り磨きは繊細で、下地の出来が最後の最後まで響く。

宇治平等院雲中供養菩薩像に魅せられて、雲を彫ってみたくなりました。雲ということで、白い漆調の鏡面仕上げに挑戦。幾層にも塗っては磨くを繰り返して出来上がりました。

小さな木彫りねこ。ちょこんと座っている時の背中の丸みと、尻尾を前足に巻きつけている姿がとても可愛いい愛猫にぁをモデルに、手触り感を大切にして檜の木片を彫りました。

豆皿と丸長皿のセット。表はサンドペーパーで磨き、すべすべ仕上げのなめらかな形状に;裏は彫刻刀あとを残した粗削り仕上げで、素材感が感じられるように作りました。

面取りした豆皿。初めは内側も面取りしたけれど、イメージとは違ったので丸く切り抜いて仕上げました。最初の思いとはかわった豆皿になったけれど、いい写真になったね。

福印を合わせた『にぁダルマ』を受ける豆皿。古材を使って味わいのある仕上がりになりましたが、木質が傷んでいるところもあったのでよけながら形づくりをしました。

本来は煎茶の道具らしい丸一文字盆。ソーサーにもなって、お菓子などを添えれば、しゃれたティータイムを楽しむこともでき、面白く使える美しい盆になりました。

口縁の楕円形から、底の長方形へと変化していく豆皿。角から丸へと変わっていく面と量感の妙、外観の膨らみと内側の反り、四つ足高台が見せる造形が魅力となっています。

八角皿からイメージが浮かんだ丸豆皿。口縁が特徴的で、持ったときの指の触感を意識して制作しました。全体的にふっくらとした感じで、手触りのいい曲面となりました。

木目の2色の色合いと模様が四つ葉のように見える豆皿。造形と木目模様がとてもきれいに合わさって、素敵なうつわができました。見えませんが、高台を四つの豆つぶで作りました。

写しで銘「木の葉」。今まで制作した木製のうつわのなかで最も薄い作りとなっています。内側の曲面の反りと薄さで、華奢ながらもしなやかな強さを作り出すことができました。

巻貝をイメージした豆皿というよりは・・・プレート。巻きながら細かくなっていくので、形づくりや仕上げが難しいものとなりましたが、実物以上に写真映えが良いのがうれしい。

なめらかな曲面、流れるような木目、ふっくらとした量感。何かを入れるという機能性を持ち合わせていない器ですが、手で持った時に手のひらから伝わってくる満足感を意識しました。

凹面が重なりつながって波立っているようなイメージと、仕分けできる器の機能性をかさねてみました。もう少し突っ込むと面白いかも。とは言っても実用性の高いものではありません。

少しくぼみをもたせたフラットな角皿。ものを入れるというよりも並べる飾るといった感じでしょうか。ひっくり返せば富士山のような高台になっていて、美しい姿をしています。

奇をてらわず、木片を丸く素直にくり抜いた豆皿。表面はノミ跡をつけ、手に触れる面は磨きをかけ滑らかにしました。木目も形に添って、ふくらみのある豆皿に仕上がりました。

四角形と楕円形を交差させて、膨らみとフラットを対比させて、造形的な形を意識した豆皿。二つの違った造形物が合体したように仕上げるには、もっとコントラストが必要かと。

何の変哲もない厚みのある丸い豆皿。木目もきめ細やかで、木質も良くて、削りだす難しさもなく、取り合えずひたすらサンドぺーバーで磨きをかける作業を繰り返しました。

ふたつの輪が繋がったような丸小鉢。ふたつの種類のものが分けて入れられる機能的な小鉢でしょうか?みっつ、よっつ、いつつと増やした小鉢を作ってみたいなって思います。

ふわふわと思い浮かべる時にでる漫画の「ふきだし」のような豆皿。形の面白さを狙ったのですが、平面的な形にとらわれて立体的な面白さが出ず、楽しいものとはなりませんでした。

檜の木片から削りだした豆皿。シンプルなフォルムのなかに強さがでればいいなぁと思い作り始めました。そりがきれい、木目もきれい、うまく出来たと自己満足しています。

ふくらみのあるたわし型の豆皿。檜の塊に触れながら、ノミと彫刻刀で木目に逆らわないよう削りすぎないよう少しづつ進め、紙やすりで仕上げ、最後にクルミ油を塗って完成。

八角形の豆皿。面と面の交差するさかいや平らな面の平滑さなど正確さと技術が求められた形でした。苦労したわりには、結果が出ていない造形でした。むずかしい・・・

初めて木の塊から削り出した豆皿。うつわの外側は削り痕を残し素朴な木の手触りに、上面は紙やすりで磨いてすべすべとした手触りに仕上げ、最後にくるみ油を塗布しました。